喜の向くままスマホゲームブログ

当ブログは東アジアのスマホゲームについて「喜の向くまま」に書いていくものです。中国関連の話題が多めになると思います。

【新作紹介】テンセント、期待の超大作MMORPG『ノアズハート(诺亚之心)』の情報を公開。

テンセントは6月27日「2020腾讯游戏年度发布会」を開催し、多くの新作について発表がなされた。その中で、以前から『代号:N』として存在が発表されていたタイトルの正式名称が『ノアズハート(诺亚之心)』であると明かされ、追加情報等も公開された。

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こちらのタイトルがかつてない壮大なスケール感を伴ったものに仕上がっているのではないかと思い、興奮冷めやらぬうちに現時点での情報をまとめておく。

 

本作は祖龙娱乐(ARCHOSAUR GAMES)が開発し、テンセントがパブリッシングを務めるオープンワールドMMORPGだ。この2社のタッグと言えば、日本でも展開されている『コード:ドラゴンブラッド(龙族幻想)』と全く同じ組み合わせであり、本作も同様に非常に高い技術力によって制作されていることが期待できる。

ノア大陸を舞台に、シームレスな球状のマップの下で探索を中心とした星を巡る冒険を繰り広げることがプレイヤーのミッションになりそうだが、本作では1つ特徴的な試みに挑んでいるようだ。それが「職業制の廃止」である。

一般にMMORPGでは近接職・魔法職・回復職等様々な職業(クラス)が用意されており、プレイヤーはその中からなりたいものを1つ選んで遊び、また複数の職業で構成されるパーティを組んで共通の目的のために戦う等、今も昔も変わらない「MMOの遊び方」として職業制は採用されてきた。それを打破し、新しい自由な遊び方を提示したいというのだから注目せざるを得ない。

 

現在公式サイトではPVが視聴できるのだが、驚くべきことにというべきか、ナレーションが中国語だけでなくなんと日本語版のものまで用意されている。勝手な推測だが、『コード:ドラゴンブラッド』同様に日本でのサービス展開も視野に入れているのだろう。というか日本展開もしてくれ…!

それを見ると、UE4によって制作された、スマホゲームとは到底思えないレベルのハイクオリティなグラフィックが確認できる。まさしくAAAクラスのタイトルがさも当然かのようにスマホで動いているようなものだ。

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これ全て、ゲーム内映像実録の模様

近頃はスマホでありながらオープンワールドを謳うタイトルが続々と発表されている。おそらく2021年はそれらのリリースが相次ぐだろうから「スマホオープンワールド元年」になるのではないかと思うのだが、その中でも特に注目すべきタイトルとしてこの『ノアズハート(诺亚之心)』は覚えておきたい作品だ。

『少女前線(ドールズフロントライン)』に新展開。ナンバリングを含む複数タイトルが発表

『少女前線(Girls Frontline)』といえば、中国産の美少女ゲームの代表的な存在の1つであり、日本でも『ドールズフロントライン』(以下、ドルフロ)の名称で親しまれている。

そんなドルフロにどうやら新たな動きがあるようだ。パブリッシャーを務めるSUNBORNがドルフロのナンバリングやスピンオフによる新タイトルを発表したのだ。まだ公開されている情報量も多くはないのだが、ひとまず1つずつ確認してみることにしよう。

少前2:追放

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「2」とナンバリングされていることからも分かるように、こちらが正統な後継作というか続編にあたるようだ。公開されたトレーラーを見てみると、これまでのLive2DやSDではなく、ハイクオリティな3Dグラフィックで製作された戦術人形たちが躍動している姿が目を惹きつける。

注目のゲーム内容はというと、公式のプロダクト紹介サイトによると「二次元3D策略战棋手游」となっている。ストラテジーやチェスのような要素が加わってくるのだろうか。個人の勝手なイメージとしては『アークナイツ』のようにマス目上に区切られたマップで戦術人形を配置・移動させて戦うとか…銃のタイプにより動かし方や役割が異なるとか…まぁ妄想の域を出ないがそういったものを想像している。続報に期待だ。

 

②少前:谲境

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こちらはドルフロと同一の世界観の下で展開されるスピンオフ作品で、ドルフロに登場する戦術人形の1体「HK416」に焦点を当てたもののようだ。

ジャンルは「2D像素动作解密RPG游戏」とされている。ドット絵で描かれるアクション×謎解き×RPG…うむ、なかなかに想像しがたい…。

 

③少前:云图计划

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こちらについては特に情報が少なくどう紹介したものかと悩んだのだが…ひとまずジャンルは「二次元3D策略Roguelike手游」とされている。

ローグライクではあるものの、どうやら様々な特徴や成長要素を持った複数の次世代人形たちが登場すること、戦闘においても移り変わる状況の中でリスクを冒すか慎重を期すかといった判断をして複数の解法から1つを見つけ出すこと、そして冒険で手に入れた材料をもとに建物を建設・アップグレードして次の冒険の前にリソースやボーナスを獲得するといった仕組みがあることなどの説明がなされている。

 

④逆向坍塌:面包房行动

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こちらはドルフロの冠こそついていないが、ドルフロから30年後の世界が物語の舞台となるシミュレーションRPGである。以前からタイトルの発表はされていたが、今回続報が追加された形だ。

トレーラーを見ると、ドルフロでおなじみのSDキャラが戦闘を行っているシーンも登場する。おそらく今回発表された4作品の中で現在のドルフロに最もよく似ているのがこちらではないだろうか。

開発を担当するMICAteam云母组はドルフロの開発も担当しているのだが、実はドルフロよりも前に『面包房少女』という中国産美少女ゲームの先駆けともいえる同人作品を作り出しており、そちらを前身に持つのが今作のようだ。

 

以上が今回紹介された4タイトルだ。個人的にはやはりナンバリングシリーズである『少前2:追放』が最も気になるところではあるが、他の3作品もなかなかに個性的な気がする。いずれにせよまだまだ今後も情報が追加されていくであろうからそちらも逃さずチェックしておきたいところだ。

 

関連サイト:公式プロダクト紹介サイト

原神、「ファイナルCβT」の参加者募集開始

miHoYoは5月15日、『原神』の「ファイナルCβT」の参加者の募集を開始した。

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前回の初回CβTには私も参加することができ、先んじてその魅力を体験し、その時の感想を当ブログで掲載している。

kinomukumama0526.hatenablog.com

 

前回のCβT終了からおよそ1か月で再びの募集開始ということで、かなりの短期間で連続してCβTを実施することになるのだが、今回のCβTは「ファイナル」と銘打っている。ということはつまり…そういうことを期待してもいいのだろうか。

一足早く原神の世界を体験してみたい方、前回のCβTをプレイできなかった方は下記の公式Twitterから応募してみてはいかがだろうか。

【原神】CβTを振り返る

およそ3週間にわたって開催されていたmiHoYoの最新作『原神』のCβTが先日幕を下ろした。原神は発表当初から『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下BotW)との類似性が指摘されていたり、またスマホ・PC・PS4・Switchの4プラットフォームでリリースが決定するなどいろんな意味で世界中から注目を集めているタイトルだ。

CβTに当選した私は当ブログで序章終了までをプレイ日記として記載していたが、このタイミングでCβTでの印象などを踏まえて改めて振り返ってみることとする。

↓プレイ日記最終日はこちら↓

kinomukumama0526.hatenablog.com

 

◆原神とは?

ゲーム内ではプレイヤーのことを「旅人」と表現しているが、これは実に的を射ていると思っている。それは、私が原神のことを「広大な世界を旅し、冒険する過程で世界の謎や身近な問題を解決していくゲーム」だと認識したからである。

miHoYoといえばいの一番に代表作『崩壊3rd』の名前が挙げられるだろう。そして崩壊3rdといえばスマホゲーム屈指のアクションゲームである。ゆえに、原神についてもアクション性の高さを期待する声はあると思うのだが、少なくとも戦闘アクションは崩壊3rdほど激しくないと感じた。これは原神のアクション性が乏しいということではなく、志向しているアクションが両者で全く異なると捉えていただきたい。

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CβTなので若干セリフに違和感はあったりしたものの、崩壊3rd同様キャラクターの魅力も十分!

 

◆飛べ、登れ、泳げ、世界を知るために

原神の舞台となる幻想世界テイワット、プレイヤーはこの世界の隅々まで足を運ぶことになるのだが、CβTにおいて個人的に最も印象的だったのが飛行アクションだ。ストーリーの序盤で「風の翼」を入手した後は飛行での移動が可能となる。何というか、上空から羽ばたいて広大な世界を眺めること自体が気持ちがいい。原神のフィールドは高低差があるので、地上からだと探索が難しい怪しげな場所の確認もはかどる。探索が行き詰った時でも高所から飛んで地上を見渡せば、大抵何かしらの発見があるだろう。

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飛行移動は1度やると間違いなくクセになる、マジで

そして、世界を知るためには切り立つ崖を登ったり海に浮かぶ離れ島に向かったりということも必要だ。まさに陸海空の至るところから探索のための手掛かりが得られるはずだ。

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華奢な女の子もグイグイ崖を登っていく。決してローアングルを狙っているわけではないぞ!

 

◆自然豊かな大地を巡る

CβTで開放されていたのはモンドと璃月という2つの地域だったが、たった2つと侮ってはいけなかった。原神のフィールドはハンパじゃなく広く、そして美しい。とてもじゃないが一気に踏破できるものではないので、毎日エリアを絞って少しずつ探索するのもいいだろう。それだけ広いと探索だけでも一苦労と思われるかもしれないが、フィールドにはワープポイントが比較的多めに設定されていて、それを解放しておけばいつでもその地点に戻ってこられるから安心だ。

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眼下に広がる光景、この全てを君は冒険することになる。ワクワクしないわけないだろ?

もちろん、広いと言っても無限ではない。アップデートで順次拡張されていく形になるだろうから、今回のCβTではお目にかかれなかったフィールドがどのようになっているのか私も楽しみである。

 

元素への理解を深めよう

原神において非常に重要なのが「元素」だ。元素は炎・水・風・雷・草・氷・岩の7種類があり、戦闘にもフィールド探索にも活用できる。戦闘では元素をまとった攻撃を敵にヒットさせるとその元素を付着させることができる。その状態で別の種類の元素攻撃を当てると元素反応を引き起こし、様々な効果が発生するのだ。

原神では最大4人のキャラで1チームを編成できるので、例えば水、氷、炎、雷の4キャラのチームを例に考えてみよう。

水元素のキャラで攻撃

↓敵が多湿状態になる

②氷元素のキャラにチェンジして攻撃

↓水×氷の元素反応により敵が凍結(行動不能)状態に

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③炎元素のキャラにチェンジして攻撃

↓氷×炎の元素反応により敵が融化(被ダメージ増)状態に

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④雷元素のキャラにチェンジして攻撃

↓炎×雷の元素反応によりオーバーロードが発生し小範囲にダメージ

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このように元素反応を利用することで戦闘を優位に進められる。キャラを切り替える際のクールタイムも短いので積極的にチェンジして元素の力を利用したいところだ。

探索では、例えば草×炎で上昇気流を発生させて飛行アクションにつなげるといった使い方もあるし、フィールドやダンジョンのギミックの中には特定の種類の元素を使わないと解けないものも存在するので注意深く辺りを観察してみよう。

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水中にトゲの罠…氷使い…あとは、分かるな?

 

オープンワールドで出会う異界の友

ある程度ゲームが進行すると、自分のフィールドに他のプレイヤーが訪れたり、自分が他のプレイヤーのフィールドへ赴くことができるようになる。一緒に探索をしたり、協力してダンジョンを攻略することも可能だ。基本的にはソロでプレイすることが多くなると思うのだが、時には友人の力を借りることで道が拓けることもあるやもしれない。

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ここは正直…改善してほしい!

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上の画像はスマホでの原神プレイ時の一般的な画面で、右下に攻撃やジャンプ、ダッシュなどの基本的なアクションボタンが配置されている。とにかく言いたいのはボタンが非常に押しにくいということ。おそらくこれはスマホ版特有の問題で、PCやPS4、Switchでは問題ないと思うのだが…右下のボタン群の密集具合に加えてカメラ向きの調整も画面右側をタッチして行うため、押し間違いが頻発してしまった。設定などはあまり触れなかったので、もしかしたらキャラの向きに視点をカメラを自動で合わせたりもできるのかもしれないが、正式版では操作性が向上していることに期待したい。

また、改善点というわけではないが注意点として、原神にはいわゆる緊急回避ボタンが採用されていない。このため、むやみに攻撃を続けていると肝心なところで回避行動がとれなくなって手痛い一発を食らったりするので、適度に攻撃を中断して敵との間合いをとることも大切だ。

 

 ◆「原神の遊び方」を思い描く

まずはゲーム側の案内に素直に従い、ストーリーを攻略していくのがよいだろう。ただ、オープンワールドを満喫するためにゲームの進捗は忘れて私のように自由にフィールドを歩き回るのもまた1つの楽しみ方であろう。その過程でプレイヤーランクを上げたりキャラを育成したりすることになり、ゲームへの理解度が自然と上がっていくはずだ。慣れてきたらデイリー任務や強化素材集めのためにダンジョンに挑むなど、一般的なモバイルRPGの要領でゲームを進行させ、そこにマルチプレイなどの要素が絡み合っていく。これほどのタイトルなのでコンテンツの追加実装速度は気になるところだが、CβTでは確認できなかった遊び方がまだ控えているのかもしれない。

 

◆終わりに

私が原神をプレイしたのは昨年のTGSでの試遊以来だった。あの当時は10分程度のプレイ時間だったので結論を出すにはあまりにも時間が足りなかったのだが、今回は十分なプレイ時間が与えられたので、件の指摘に対する私の意見を書くことができる。

「原神はBotWのパクリか」と問われたら、今の私はこう答える。「類似性は確かにある。だがクローンではない」と。BotWが原神に影響を与えているのは紛れもない事実で、開発側もそのような趣旨の発言を過去に残している。だが原神はオンラインゲームとしてキャラ育成や装備強化にレベル制を採用し、またソロプレイを基調としながらもMMOのようなマルチプレイが成立する余地を残したことでBotWとは異なるプレイフィールを生み出していると考えるからだ。

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正式版がリリースされれば多くのプレイヤーの関心事になるだろうから、そこで改めて様々な意見が交わされるのを期待したい。

【原神CβT】プレイ日記8日目~決戦~

プレイ日記6・7日目はこちらから

アビスの魔術師の策略により風魔龍との対話を妨害されてしまった主人公たち。だが、ディルックの情報網によりようやく手がかりを掴むことができた。それによると、アビスの魔術師の痕跡がディルックのワイナリー付近で発見されたのだという。早速一行は現地へと向かう。

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到着した現場にはまだアビスの魔術師が残っていた。逃すわけにはいかないので手早く倒すと、謎のエネルギーが放出された。これがさらなる手掛かりとなり、風魔龍の巣である「風龍廃墟」に向かうこととなった。

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風龍廃墟の入口は人の立ち入りを拒否するかのように暴風が障壁となっていたが、こちらには風神バルバトス、もといウェンティがいる。天空の竪琴を奏でると、たちまち風の壁は消失した。

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※竪琴は以前アビスの魔術師によって部分的に破損してしまったはずなのだが、ここでは元の形を取り戻していた。

風龍廃墟の正門にやってきた主人公たちだが、ここでいきなり行き止まり。しかし屋根に大きな穴が開いていることに気付き、回り道をしてそこから乗り込むことに。

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ようやく頂上付近までやってきたものの、ここで再び行き止まり。何やら封印が施されているようだ。ディルックの見立てでは、導光装置のパーツを全て元に戻して導光の儀式を行うことで封印が解除されるのではないか、ということだ。

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近くにあったパーツを装置に戻すと、封印が1段階解除された。ディルックの見立ては正しかったようだ。だが、完全に封印を解除するためにはまだあと3つの装置を見つけて同様に儀式を行わなければならない。

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1つ、また1つと封印を解除していく主人公。そして遂に最後の封印を解除し、三度風魔龍と相見える時がやってきた。

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思い返せば意外と長い道のりだったが、ここまでともに旅をした仲間たちの心は既に決まっていた。モンドのため、風龍のため、それぞれの思いを胸に決戦に臨む。

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風魔龍との戦いは2段階制になっている。まず第1段階はかつて1戦交えた時と同様に後方から背中の2か所の腐食部分の一方に向けて攻撃していく。ただ前回とは異なりある程度攻撃を続けると距離をとって弾幕で迎撃してくるため、時折発生する風玉を破壊すると現れる加速の輪に入って引き離されないようにしよう。

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第1段階をクリアすると至近距離で戦う第2段階へ移行する。ここではプレイヤーはウェンティを操作することになるため、風神vs風魔龍の熱い構図になる。風魔龍の攻撃後にうまれる隙に足を攻撃するとダウンするため、急いで背中によじ登ってもう一方の腐食部分を攻撃しよう。

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そうして主人公たちは見事風魔龍に勝利した。だが激しい戦いを繰り広げたせいで廃墟が崩壊し皆空中に投げ出され、風の渦に飲み込まれてしまう。

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だが次に目覚めた時、そこは風魔龍、いや風龍の背中だった。くびきから解き放たれた風龍トワリンは自らの意思でウェンティたちを救ったのだった。モンドは自由の都と称される場所だ。自由であることは風神バルバトスの願いでもあるからだ。これからはトワリンも自由にモンドの空を駆けていくことだろう。

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これにてモンドに向けられていた脅威は完全に排除され、再び安寧の時間がもたらされた。だが肝心なことを忘れてはいけない。そう、天空の竪琴だ。確かに今回の一件を解決するために確実に有効活用したとはいえもとは大聖堂に保管されていたもの。このまま借りパクしては本当に泥棒になってしまうので返却しに行こう。

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大聖堂で一行を待っていたのはアイドルシスターのバーバラ(かわいい)。返却を求められるも、皆気まずい表情。それもそのはず、竪琴はアビスの魔術師に破壊されてそのままなのだから…。

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これにはバーバラも大ショック。だがウェンティが風神の力によってたやすく修復してしまう。バーバラは奪い去るように竪琴を持っていってしまった。

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でもまぁこれで一件落着…ではなかった。ウェンティは修復したわけではなく、そのように見せかけていただけだった。時間が経てばバレるかもしれない…。後ろにいるシスターに聞かれてやしないか心配になるが、こうなったらやることは1つ!逃げるが勝ちだ!何せここは「自由の都」モンドなのだから!

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以上でモンドと風魔龍に関するメインストーリーは終結した。CβTで開放されるメインストーリーはどうやらここまでのようだが主人公たちの旅はまだまだ終わらない。9日目以降はキャラストーリーなどもう少し細かい部分にも目を向けようと思う。

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【原神CβT】プレイ日記6・7日目~異界の友との邂逅~

プレイ日記5日目はこちらから

冒険ランク18までの道のりは近いようで遠かった。その道を進む中で新しい発見もあったので、そのあたりも踏まえて2日分をまとめて記したい。

いくつもの任務をこなした中で、今回はまずリサと共に達成した任務について振り返る。任務は複数のカテゴリに分類されているが、「伝説任務」というカテゴリに分類されるものはどうやらキャラに紐づく物語が展開されるようだ。キャラの人となりを知るのにもってこいだろう。

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図書館司書であるリサの仕事には、当然本の貸し出しに関するものがある。主人公も何かおすすめの本はないかと尋ねてみたところ、残念ながら貸し出し中だったのだが、どうやら既に返却期限を過ぎているらしい。調べてみると他にも返却期限が過ぎている本が数冊あったので、渋々その回収に向かうリサに同行することにした主人公であった。

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モンドで未返却の本の持ち主を1人1人訪ねていくリサ。無事回収できたり返却の約束を取り付けたりと割と順調に進んでいたのだが、最後に訪問した本の借り主はなんと借りた本を紛失してしまったようだ。誰かに盗まれた可能性があるということで、消えた本の行方を追うことに。リサは予め全ての本に元素で印をつけているので、元素視覚を使って追跡が可能だという。

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モンドを出て痕跡を辿っていくと、どういうわけか最終的にとある遺跡に到着した。この遺跡、どうもアビスの魔術師の拠点になっていたらしい。本を渡すまいと必死に抵抗する魔術師だったがリサを怒らせてしまいあえなく撃沈。無事最後の1冊も回収することができ、めでたしめでたしで任務完了となった。

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そんなこんなで任務を達成していくと、いつしか冒険ランクが16になっていた。ここで開放されたのがマルチプレイで、他のプレイヤーと最大4人で世界を冒険することができる。ただマルチプレイ中は任務の進行や一部探索に制限がかかってしまうらしく、基本的には秘境と呼ばれる強化素材獲得用ダンジョンを効率的にクリアするために利用するのがいいのかもしれない。

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とはいえ、このマルチプレイはかなり新鮮に感じられた。現在のCβTは日本からはアジアサーバーへのログインが指定されており、ゆえに中国や韓国といった東アジアを中心とした他国のプレイヤーともマッチングするようになっている。普通にプレイしていると加入申請が届くので、マルチプレイをしたければ申請を許可すると他のプレイヤーが自分のフィールドにやってきて一緒に冒険や探索を行うことができる。もちろん自分が他のプレーヤーの世界に遊びに行くこともできる。

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今回一緒に遊んでくれたのはもちろん見ず知らずの、もしかしたら海外のプレイヤーではないかと思うのだが、あまりマルチプレイらしい連携はできない中でも戦闘に積極的に加勢してくれたり、足場のない水辺に元素スキルで物質を作り出して歩けるようにしてくれたりといろいろ手助けしてもらった。もし友人とプレイすることがあれば、「こっちで強い敵見つけたから手伝ってくれー」とか「あっちのほう行ったことある?一緒に行ってみよーぜ!」とか、MMOのように遊ぶこともできるだろう。

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▲チャットは当然英語。こういう時、自分も英語に自信があればなぁと改めて思った

そんなこんなであちこち歩き回っているうちに、いつしかモンドからだいぶ離れたところまでやって来てしまっていたようだ。このあたりの地域は璃月と呼ばれるらしく、どことなく中国風の街並みのように感じられる。

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璃月への行き来を手軽にするため、まずはワープポイントとなる神像を見つけておいた。璃月の神像は岩元素を司っていて、共鳴すると主人公が使える元素スキルが岩元素のものになるという。ここでも主人公の多彩さというか特異さが垣間見れた。なお、風元素を使いたくなった場合はモンドの神像と再び共鳴すればよいらしい。

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そして、その璃月で年1回行われる「海灯祭」を舞台にしたゲーム内イベントが3/27(金)より開始されている。形式としては探索や戦闘で指定のアイテムを集めると報酬と交換できる、という簡素なものだ。おそらく正式リリース後に開催されるであろうイベントもこういった形を踏襲することになるものと思われる。

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こうして探索を続けているうちに、遂に冒険ランク18に到達することができた。これでようやくストーリーの本筋の続きを楽しむことができるが、来たばかりの璃月付近の探索も行いたい…。自由度の高さゆえの悩みではあるが、ひとまずここらで小休止することにしよう。

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【原神CβT】プレイ日記5日目~新たな謎~

プレイ日記4日目はこちらから

酒場の営業時間が過ぎた頃、主人公は再びディルックのもとを訪れる。これはそう、いわば作戦会議だ。酒場にはどういうわけかジンもいた。ディルックが声をかけたようだ。ジンに「先輩」と呼ばれたディルックはいささか虫の居場所が悪そうにしている。ディルックは騎士団を嫌ってはいるものの、もしかしたら彼もかつては騎士団所属の身だったのかもしれない。騎士団のやり方・方針に従えず今でこそ独自で動いているが、モンドを大切に想う気持ちはジンたちと変わらないのだろう。

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会議の結論から言うと、天空の竪琴を奪った犯人はやはり愚人衆の一味のようだ。彼らはその力を利用し、モンドを管理下、いや支配下に置くという計画を企てているらしい。そしてディルックによってもたらされた情報によると、竪琴は愚人衆がアジトに持ち帰った可能性が高い。

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そうと決まれば話は早い、奪われたものは奪い返すのみだ。アジトに乗り込み敵を蹴散らし進んでいくと守衛に遭遇。軽く脅すと竪琴がアジト内にあることをあっさり白状した。だが保管場所の鍵を手に入れる必要があり、それを誰が持っているかまでは知らないという。

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仕方ないのでアジト内の調査を続行し、ようやく鍵を管理する守衛を追い詰めるもやけを起こし、檻に囚われていた大型の丘々人を解き放って襲わせてきた。何とか撃破した時には守衛は既に姿を消していたが鍵は無事確保した。

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鍵を使って奥の部屋へ入ると、そこには厳重に管理された竪琴と「デットエージェント」と名乗る愚人衆が。分身を使って攻撃してくる相手に手を焼いたが辛くも勝利。天空の竪琴を奪還し足早にアジトを去ってモンドへと帰還する。

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これで風魔龍を呼び出せる、そう思ったのも束の間、ウェンティから竪琴の風の力が失われてしまっていると告げられる。だが、竪琴の力を取り戻す方法は意外なものだった。あの風魔龍の涙の結晶を竪琴に垂らすと…

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竪琴に少し力が戻ったが、まだ十分ではない。涙の結晶はまだ各地に点在しているということなので、次はその回収へと向かうのであった。

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まずは1つ目。神殿の遺跡の守衛となっているゴーレムのような敵を倒さなければならないようだ。このあたりから敵がかなり強くなっていて、複数のキャラが戦闘不能になるなど大苦戦したがやっとの思いでこれを倒し涙の結晶を手中に収めることができた。

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1戦目から予想以上に消耗してしまったので、いったんモンドへ引き返し補給することに。冒険者協会に立ち寄った際、デイリー依頼が追加されたと案内を受けた。1日4件発生する依頼を達成することで追加報酬がもらえるようだ。風魔龍の1件が落ち着いたら忘れずにこなしておこう。

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補給を済ませ、2つ目の涙の結晶の回収に戻る。ここも丘々人の集団がたむろしていて一筋縄ではいかなかった。1体ずつ落ち着いて撃破し、無事涙の結晶の回収に成功した。

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残すは最後の1つ。早速向かおうとするとゲーム内に1件の通知が。ある程度ゲームが進行したこのタイミングでアンケートが送られてきたのであった。せっかくCβTに運良く当選したことだしちゃんと記入したフィードバックを送信した。今後の開発・運営に役立てていただければ幸甚である。

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さて、最後の涙の結晶はというと廃墟の中にあった。当然ここでも様々な敵が押し寄せてきたが3回目ともなれば多少は慣れている。ボスと思しき深淵法師を倒し、ついに3つの涙の結晶を集め終えたのであった。

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その足で、アカツキワイナリーという場所にディルックが保有している酒場へと向かう。浄化した涙の結晶を竪琴に垂らすと、竪琴は風魔龍を呼ぶのに十分なほどの力を取り戻したようだ。すぐにでも呼び出したいところだが、さすがにこの場所では何かあったときにまずい。かといってモンドでも混乱をきたす恐れがある。竪琴の演奏には海風が当たる高いところがいいということなので、条件に合致する「星拾崖」という場所を目指すことになった。

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辺りも暗くなったころ、主人公たちはようやく星拾崖へと到着した。その先端で、ウェンティが竪琴を奏でると風魔龍が姿を見せた。この対話でモンドの一件は解決に向かう

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_はずだった。それなのに、風魔龍の背に潜んでいたアビスの魔術師によって竪琴が破壊されてしまった。結局話し合いはできず、風魔龍はウェンティのもとを去ってしまった。このままではモンドが、そして風魔龍が危ない。だが追跡しようにも手掛かりがない…。

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万事休すかと思われたが、なんとディルックが手を打っていたようだ。ひとまず彼を信じ、続報を待つことにしよう。

一方そのころ、アビスの魔術師も「殿下」への報告を行っていた。殿下と呼ばれたその少年は_間違いなく、主人公の兄その人であった。一体どういうことなのか…。

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ここで第2幕は完了となり、第3幕を開始するには冒険レベルを18まで上げる必要があるようだ。この時点でまだ13、ディルックの情報を待つ間、次の展開に備えて様々な任務や依頼を完遂して力をつけておこう。

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