喜の向くままスマホゲームブログ

当ブログは東アジアのスマホゲームについて「喜の向くまま」に書いていくものです。中国関連の話題が多めになると思います。

【原神CβT】プレイ日記4日目~再会~

プレイ日記3日目はこちらから

冒険ランク10に到達し、ストーリー本編を進行することに。前回までをざっくりおさらいすると、3つの神殿を攻略したことでモンド周辺の元素の流れが落ち着いた。主人公たちはいったんモンドへ戻り、代理団長ジンに報告を済ませるところから始まる。

早速ジンを見つけたが、彼女は誰かと話し込んでいる。黒衣に仮面とは、いかにも怪しい出で立ちだ。聞けば、相手は氷神を祀る「至冬国」からの使者、通称「愚人衆」だそうだ。なにやらモンドにちょっかいを出してきている、といったところだろうか。今後の不穏な展開を予想させる一幕であった。

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そしてもう1つ、初めて風魔龍と遭遇した時に拾って保管しておいたあの謎の結晶についてリサに構造分析を依頼することになった。どうやら結晶には元素の力を相殺する効果があるらしく、元素使いが近づくと痛みを伴うようなのだが、主人公はそのようなそぶりを見せなかった。主人公の出自が関係しているのだろうか…。

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ジンへの報告を済ませると、西風騎士団の栄誉騎士の爵位を与えられるとともに、引き続きこの風魔龍の一件に協力するよう要請を受けた。この件が解決していけば様々な謎の解明にもつながるだろうしこちらとしても断る道理はない。

謎といえば報告の際、風魔龍とともにいた謎の少年には触れなかった。まぁ、風魔龍を追っていればそのうちまた会うことになるはずだ。ちょうどあんな風に特徴的な緑色の服を着ていたし見間違うこともないだろう。

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……って本人やないかーい(棒)

慌てて追跡を開始。元素視覚を使って足跡を辿っていく。壁を登り、階段を駆け上がり、ようやく広場で見つけた彼は、竪琴で美しい音色を奏でていた。

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「ウェンティ」と名乗った彼は吟遊詩人らしい。再会早々申し訳ないが、数々の謎について問いただすべくまずはあの結晶を見せるが…あれ?

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禍々しい赤黒い色は消え失せ、きれいな薄緑色になっていた。これも主人公の特異な力の一端だろうか…。ウェンティによると、これは風魔龍の涙だという。ウェンティが持っていたもう1粒の結晶も浄化すると、彼は主人公への感謝とともに新しい作戦を思いついたと言い、「モンドの英雄の象徴」へ向かうと言ってその場を去ってしまった。

モンドの英雄の象徴、それは神像近くにある大木のことだったようだ。そこでウェンティに風神について尋ねてみると、「あいつはもうモンドから消えた」と言われてしまった。神をあいつ呼ばわりするのも気になるが、なぜ彼はこんなにも詳しそうな口ぶりなのだろう。会話を続けていると、ウェンティのもとを訪れる存在が主人公以外にももう1人、いや1体と言えばいいのか…。

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振り返ると実に手ごわい相手だった。戦闘開始時はまだ日中だったのに、いつしか陽も沈んでいる。やっとの思いで撃破し、ウェンティと話の続きをすることに。

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話を整理すると、人類の敵となる組織「アビス教団」の魔術師の呪いによって、風魔龍の精神が腐食してしまったことが今回の暴走につながっているという。主人公たちとウェンティが初めて会ったとき、彼は風魔龍の呪いを解こうとしていたが主人公たちが現れたことで失敗し自らも呪いにかかってしまったため、この大木の下で回復を図ったようだ。

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次にウェンティはモンドの大聖堂へ向かうと言った。そこで風神バルバトスがかつて使っていた「天空の竪琴」を入手するつもりらしい。どうやら大聖堂に保管されているようなのだが…まともに「ください」と言ってもらえるような代物ではないだろう。聖堂内のシスターに探りを入れるも不発。しかもあろうことかウェンティはそこで自らを風神バルバトス本人と名乗ったのだ。

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だが、これはあながち嘘ではないような気がする。これまでのウェンティの言葉や態度を踏まえると、人の姿をしてウェンティと名乗ってはいるが、彼がバルバトスであると考えるのが妥当な気がしてならない。

まぁとにかく、風神バルバトス(仮)をもってしても天空の竪琴を譲り受けることは叶わなかった。だが、守衛は夜になると持ち場を離れてしまうということも分かった。

つまりこれから主人公たちが行うのは、有り体に言えば泥棒である。それになんと時間はプレイヤーが任意に動かせるらしい…。早速時刻を夜にしてお宝奪取の開始である。

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意を決して地下室に忍び込むが、内部には見張りが沢山…。まぁ当然というか、もしいなかったらセキュリティの甘さを突っ込まずにはいられない。ここは物陰に隠れながら時に物を投げて見張りの注意を逸らし最深部を目指すかくれんぼの始まりである。

道中、宝箱を見つけたので見張りをうまく誘導して回収。だがそれに喜んで油断していると…

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あえなく御用となった。入口に戻されてやり直しだ。

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見張りの目をかいくぐりなんとか竪琴の目の前までたどり着くも、残念なことに既に先客がいたようだ。竪琴は黒い服を身にまとった謎の女に奪われ、その上取り逃がしてしまった。そこに見張りが到着し、竪琴泥棒の濡れ衣を着せられることに。いや、不法侵入的な意味では濡れ衣でも何でもないのだが、まさに泣きっ面に蜂である。

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こんなところで捕まるわけにはいかない。風の翼で逃走を図り、転がり込んだ先は1軒の酒場であった。そこにいたのは赤い長髪の「ディルック」という男性だった。この酒場のオーナーだそうだ。間違いなく警戒されている。このまま突き出されてしまうかもしれない…。

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だがディルックは空気の読める男だった。衛兵に嘘を伝えてかくまってくれた。事情を話すと、どうやら協力してくれるらしい。

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4日目はいろいろな出来事があり、そして謎が少しずつ明らかになっていく、そんな気がした1日だった。これからの展開がさらに気になるところだ。

【原神CβT】プレイ日記3日目~元素を理解し、旅は続く~

プレイ日記2日目はこちらから

廃棄された神殿に向かうことになった騎士団一行と主人公。パイモンから「これからの冒険はますます危険になってくる」と助言される。思い返すと、ろくに戦力の補充や強化を行わずにここまで来てしまっていたし、流石にこのままではマズいか…。

ということで解禁になった祈願を利用して戦力補強を行うことに。結果はというと…

ひとまずキャラクターを5人と武器を数十点獲得したが、5人のキャラクターは3人が炎属性、2人が岩属性とかなり偏ってしまった。これ、バランス的に大丈夫か…?

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一抹の不安を覚えながらも神殿へと向かう。これから向かう3か所の神殿にはそれぞれアンバー、ガイア、そしてリサが同行してくれるようだ。まずはアンバーとともに「鷹の神殿」を攻略する。その前に、アンバーからこの鷹の神殿は「四風守護の神殿の1つ」で、「風魔龍もかつては四風守護の1体だった」という話を聞くことができた。一体風魔龍に何があったのか、謎は深まるばかりだがここは攻略に集中しよう。

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初めての神殿攻略ということもあり、内部は簡単なギミックや数体の敵がいるだけで特に苦労するようなところはなかった。特に炎を操るアンバーが大活躍、というか炎使いがいないと解決しない場面もあった。アンバーが同行してくれたのはこのためだったのだろう。

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気づいた点としては、神殿内部では野外のように壁をよじ登るような一部アクションは制限されていた。また画面右上の目のようなアイコンをタップすると「元素視覚」を使用する状態となり、各物体の元素の特徴が色別で把握できるようだ。これにより敵やギミックに対して適切な元素を使用できるだろう。

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難なく1つ目の神殿攻略を終えた主人公は続いてガイアの担当する神殿へと向かう。ここではどうも氷属性のキャラが必要なようだが、どうしよう1人もいないぞ…

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だが大丈夫。同行のガイアがまさに氷属性で、そのままパーティーに加わってくれた。そうと分かればここもサクサク進んでしまおう。トゲがあって進めなさそうな水面も、凍らせてしまえばなんということはない。

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というわけで2つ目の神殿もあっさりクリア。この調子でリサの待つ最後の神殿へ向かおう。この神殿では雷属性のキャラが必要だそうだが、例によって誰もいない…。ということは、同行してくれるリサが雷属性ということだな!

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リサをパーティーに迎え入れ、あれよあれよという間に神殿最奥部に到達した一行。そこでかつて四風守護の1体だった風魔龍がなぜ今のように守るべきはずの都市に牙をむくのかについて、リサから参考となる文献を手渡された。これを読めば謎が少し明らかになっていくだろうか。

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3か所の神殿の攻略を終えると第一幕が完了となった。このまま第二幕を進めたいところだが、冒険ランク10になるまでロックされてしまっているようだ。この時点で私の冒険ランクは6、まだまだ足りない…!これはストーリー本筋とは直接関わらないクエストなどをこなして冒険ランクを上げるしかないだろう。

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その前に、ここまでの旅で気になったことを2つほど記しておく。「元素反応」については前日の日記にも記載したが、どうやらこれは相当重要な要素になりそうな予感がしている。というのは、思ったよりそのバリエーションが多そうなのだ。水×雷とか炎×氷とかはある程度予想の範疇なのだが、いろいろ試してみると様々な反応を確認できた。もしかしたら全ての元素同士で何かしらの効果が発生したりする…?戦闘だけでなく探索でも行動範囲を広げるために必要なケースも出てきたりするだろうから、ここはしっかり理解しておいたほうがよさそうだ。

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それから、探索をしていると「失われた風神の瞳」というアイテムを見つけることがある。これを神像に奉納すると、ダッシュなどのアクションで消費する体力の上限が増えるなどのメリットがあるようだ。画面左上のミニマップにも位置が表示されるので、フィールドの隅々まで探索して沢山集めることをおススメする。

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▲木の上のような、一見わかりにくいところにもあるぞ

さて、これから冒険ランクを上げるにあたり1度モンドへ戻ることにした。前回訪れた際は風魔龍絡みであまり街の様子なども見ることができていなかったからだ。改めて街を見渡すと、いろいろなショップなどもあり旅の準備をするには最適のようだ。

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冒険者協会に立ち寄ると冒険の証を手渡された。これを見れば自分がまだやっていないこと、これからやるべきことなどがある程度はっきりするので進路に迷った際の参考にするとよいだろう。

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それからの私はというと、まさに東奔西走。いろいろ長くなるので割愛するが、冒険ランクを上げるためサブクエストを積極的にこなしたりまだ行ったことのない場所の探索も欠かさなかった。その結果…ようやく冒険ランクが10に到達!これで第二幕へと挑むことができる。

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キリがいいので、3日目の日記はここまでとしよう。明日からの冒険がまた楽しみだ。

 

【原神CβT】プレイ日記2日目~新たな力、そして出会い~

プレイ日記1日目はこちらから

巨大な龍、そして謎の少年に出くわした主人公とパイモン。2人の存在に気付くと、龍と少年はともにすぐさま姿を消してしまった。あとに残されたのは、赤黒く光る謎の石。こういう色合いのものは、得てして「よくないもの」である。パイモンも危険性を察知しつつ、放ってもおけないのでひとまず保管することに。結局謎は解消されるどころかまた1つ増えてしまった。

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気を取り直してモンドへと向かう2人。するとそこへ突然今度は謎の少女が颯爽と登場!「アンバー」と名乗った彼女は西風騎士団の偵察騎士で、2人をモンドまで送り届けてくれるという。願ってもない申し出だが、アンバーは任務中でもあるのでそちらも遂行しつつ、ということでひとまず話はまとまった。こうして念願のプレイアブルキャラ2人目を獲得したのであった。

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獲得したキャラは画面右に表示され、タップすることで現在使用中のキャラと切り替えることができる。切り替えは一瞬で完了し、切り替え後のクールタイムもないため非常に快適に感じられた。

さてアンバーはというと、炎属性の弓使いで遠距離攻撃が可能とのこと。これまでは近接攻撃の主人公だけだったため、野生動物に攻撃しようとしても近づくとすぐに逃げられてしまい困っていたのだがこれでその問題も解決できそうだ。

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これでモンドへ向かう準備は整ったが、その前にアンバーの任務を片付けてしまおう。任務内容は「丘々人」と呼ばれる、仮面をつけたゴブリンのような敵の討伐だ。接近してくるところをアンバーの弓で確実に仕留め、難なく目的達成となった。

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なお属性攻撃を行うと、対象にその属性の元素を付着させることができ、他の元素と接触することで元素反応が発生することがあるらしい。今後も複数の仲間が増えることが予想され、それぞれ異なった属性を持っているだろう。素早く使用キャラを切り替えて様々な元素で攻撃することでダメージが通りやすくなったりするのではないだろうか。例えば水→雷とか…。

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ちなみに炎属性が使えるようになると、トゲの生えた木に覆われていて開けられなかった宝箱も木を燃やしてしまうことで回収が可能になる。使える元素が増えると行動の幅が広がることを実感できた。

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これであとはモンドへ向かうだけ、意気揚々と歩いていると1人の女性を発見。冒険者協会に所属している彼女に料理の腕前を披露することになった。これでようやく料理を作ることができる!

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料理作りはとても簡単。材料を選択して、タイミングよく画面をタップすれば完成だ。タイミングを間違うと失敗作になり料理の効能が落ちてしまうので気を付けたいところだ。

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それから少し歩いてやっとモンドに到着。第一印象はとても栄えている街だが、どうやら街の人は最近あまり元気がないらしい。なぜなら風魔龍、あの巨大な龍の脅威に晒されているからだそうだ。

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そしてもう1つ、アンバーの任務を手伝ったお礼として何やらプレゼントがあるようだ。受け取るために「高いところ」に行くように指示されたので、ひたすら階段を上って上へ上へと突き進む。その途中、このようなワープポイントを見つけたので忘れずに開放しておいた。1度開放したワープポイントへは自由に行き来ができるようになるようだ。この広い世界を旅する上ではこれから幾度となく使うことになるだろう。

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街の最上部付近に到達すると、アンバーからプレゼントとして「風の翼」をもらった。高所からハンググライダーを展開することで大幅に移動力・行動力が向上した。高いところに登って周囲を見渡し、何か怪しい場所があればひとっ飛びだ。

だが喜びも束の間、あの風魔龍がモンドに襲来。街は大荒れの中、主人公も竜巻に巻き込まれてしまう。上空での戦闘になり、全く勝ち目がないように思ったがここで謎の声に導かれ、風魔龍を後方から一方的に攻撃し続ける戦闘イベントが発生。また新たな謎が増えてしまった…。

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なんやかんやで風魔龍をひとまず追い払ったものの、街は未だ襲撃を受けている状況。ピンチの連続の中、ここでまたもや新キャラ「ガイア」登場。彼は騎士団の騎兵隊長だそうだ。彼に促され、1度騎士団本部へ向かうことに。

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本部には騎士団の代理団長「ジン」と図書館司書「リサ」の2人が待っていた。新キャラの登場ラッシュで一気に話が動き出しそうな予感…!

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話し合いによって、これ以上の被害を食い止めるために廃棄された神殿の遺跡に向かうことになった。そしてこのタイミングで「祈願」が開放された。この祈願は…いわゆるガチャに相当するもので、キャラや武器が手に入るという。

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これからいよいよ本格的に探索や戦闘が激化しそうなところで2日目の日記を切り上げておこう。最後にモンドの街で出会ったかわいいにゃんこさんとのツーショットを見てほしい。猫好きとしては、ここが2日目のハイライトなのである!

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【原神CβT】プレイ日記1日目~大きな世界に踏み出す小さな1歩~

「テイワット」_『原神』の舞台となるこの広大な幻想世界に昨日足を踏み入れた。この時点で既に興奮MAXという状態異常にかかっていた私は、ある致命的な失態を犯していることに全く気付いていなかった。今回のCβTを事細かに記録しようと思っていたのに…

何かと言うと、冒頭の録画をすっかり失念していたため、1度きりしか見れない(と思われる)オープニングの記録に失敗したのであった…。あれだけ意気込んでいたのにまさか開始早々でやらかすとは…。

そのオープニングはどのようなものだったかというと…双子の兄妹が敵と思しき相手とまさに戦闘中というところから始まる。ここで兄妹のどちらかを主人公として選択するのだが、選ばなかった一方は敵の手によって封印(?)されてしまう。劣勢な主人公も力尽き、次に目を覚ますとそこは知らない大地であった。そこで釣り上げた(!?)「パイモン」という小さな妖精のような存在とともにこの未知の世界を旅していくことになる_。という感じだったと記憶している。

 

ゲームが始まると、まずは攻撃やダッシュにジャンプといった基本的なアクションを学んだ後、パイモンについていくように指示される。だがせっかくのオープンワールド、どうしたって寄り道したくなってしまう…。というわけで先行するパイモンを無視してまずは近場の海辺を探索してみることに。

海に入ってみると、潜れはしないがちゃんと泳げる。しかし泳いでいる最中はスタミナを消費しているようで、そのまま海での探索と続けていると…。

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あえなく溺死である。この地に降り立って早々、最初の経験は死であった。体力を1/10ほど失ってゲーム再開となるのだが、泳いでいただけでも死ぬというこの世界のシビアさ、生々しさにまずは触れることとなった。

だが得られたのは死だけではなかった。懲りずに海を泳ぎ回っていると、岩陰に宝箱を発見!こういうことがあるだろうと思うから寄り道をしたくなるし、その一方的な期待にちゃんとゲームも応えてくれるようだ。

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宝箱を開けると何やらいろいろなアイテムを入手したのでキャラ画面を開いて確認することに。入手したアイテムの1つはどうやら「聖遺物」と呼ばれるカテゴリに属し、装備することでステータスが向上する。それ以外にも「属性」や「武器」そして「命ノ星座」という現時点では見当のつかないシステムも用意されているようだ。

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さて、さすがにパイモンを放置しすぎたので、そろそろ寄り道をやめて"正しい"探索ルートに戻ることに。崖で行く手が阻まれたと思っても、スタミナを消費してよじ登ることができる。もちろん木に登ってアイテムを採取したりも可能だ。ちなみにHPを回復するには料理を食べたり神像を利用するのが良いそうだ。料理を作るには当然材料が必要になるわけなのでやはり普段から適度に寄り道していろいろと素材を集めておくに越したことはないだろう。

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その後もちょいちょい寄り道して動植物の捕獲や採集にうつつを抜かしつつ、ようやく見晴らしのいいポイントに到着。オープンワールド特有の、眼下に広がるフィールドの端から端まで自分の足で歩いて行ける楽しみや期待に胸をふくらませ、まずはパイモンの指示に従って目の前にある神像に向かう。

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…前に、再びパイモンを無視して勝手にフィールドを歩き回ることに。どうしても本来の目的そっちのけでうろちょろしたくなってしまうのだが、それはなぜかというとうろちょろしていると必ず何か発見があるからである。今回見つけたこの青い発光体、近づいても襲ってこないし攻撃もできない。どうやら敵ではないようだ。むしろプレイヤーをどこかへいざなおうとしている…?

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発光体を追跡していくと、なにやら燭台のようなものにたどり着いた。すると発光体は自ら燭台の灯火となり、その場には宝箱が出現した。これが何だったのかは未だに分からないが、少なくともうろちょろした甲斐はあったと言えるだろう。

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ここらで探索を切り上げ、素直にパイモンとともに先ほどの神像へと向かう。主人公が神像に触れると、「風の元素の力」を手に入れることに成功した。これにより風の元素スキルを使うことが可能になった。それと同時に、西にある自由の都「モンド」が風神を祀る都市であるとパイモンから伝えられ、どうやらここが次の目的地になるようだ。

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その直後、頭上に巨大な龍が飛来。一気に物語が動き出しそうな予感の中、先ほど得た元素の力をもう少し使ってみたいので三度寄り道で手ごろな敵を探すことに。すると早速敵の根城を発見。元素スキルでサクっと片付けて宝箱をいただいた。

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なお宝箱から入手したアイテムを消費することで、キャラをレベルアップさせて属性を強化することができるようだ。先ほどから冒険ランクというのがあるのは分かっていたが、それとは別にキャラ自体にも強化要素があり、キャラごとに司る元素が違っていて、それぞれ探索→強化・成長を繰り返しているうちに行動範囲が自然と広がっていくという流れになるのだろうか。

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その後、先ほどの龍のことが気になり樹林へと足を運ぶ。道なりに進んでいると、再び龍と遭遇、その傍らには龍と会話する謎の少年が佇んでいた…。

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果たして少年は何者なのだろうか、そしてこの龍は_。謎が増えてきたところで、続きは2日目に綴ろうと思う。最後に、主に戦闘シーンを収めた動画を残しておく。

注目のオープンワールドRPG『原神』CβT開始。プレイ日記、書くかも…?

2020年3月19日(木)、miHoYoの新作オープンワールドRPG『原神』のCβTが開始となった。

本作はiOS/Androidはもちろん、PC・PS4・Switchでのリリースがアナウンスされており、もはやスマホゲームという括りには到底収まらないとんでもない代物である。

そんな大注目タイトルのCβTに、なんと私は幸運にも当選したのであった…!今回のCβTにおいてはプレイヤーはゲーム内容を自由に共有してよいということなので、これはもう積極的に感想を伝えていくほかないだろうし、それは私の"責務"にも等しいと勝手に思い込んでいる。

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私事で恐縮なのだが、実はここ最近身内の介護の問題があったり、そこに追い打ちをかけるかのように新型コロナ問題が発生したりで全くブログを更新できていない状態だったのだが…原神のCβTはきっかけとして十分すぎる。

ということで、これから今回の原神CβTについてプレイ日記を書こうと考えている。できれば毎日…いや、それはちょっと頑張りすぎか…?でも個人的にも非常に期待の大きいタイトルなのでそれぐらいの気持ちでやっていくつもりだ。

【雑記】2020年、日本と中国のスマホゲームに期待すること【後編】

さて、後編では予定通り個人的視点による日中の今年の期待作を紹介していきたい。表題の「期待すること」としてはもう「とにかく面白いゲームをいっぱい作ってくれ!」としか言いようがないので、現時点で存在が明らかになっている中で「これ面白そう…!」と思うタイトルをいくつか紹介したい。もちろん私自身の好みもガッツリ反映されているし、うまくいってほしいという希望すらも含まれている点はあしからず…。

 

まず、最も期待しているのが『原神』だ。これは私が『ゼルダの伝説』シリーズのファンであり、また自分でキャラをガシガシ動かして自由に探索するタイプのゲームが好物であることも大いに影響しているのだが。

昨年6月にその存在が明らかになると、すぐにとある反応が各方面からあがった。それは「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下:BotW)』に似すぎ(パクリである)」というものだ。実際私も最初にPVを見た時は同じ印象を抱いてしまったのだが、それと同時に「これスマホでできるの?」という純粋な驚きや期待もあった。

「BotWにそっくりなゲーム」として知名度が上がると日を追うごとに話題にされることも増え、注目度は高まっていった。さらに8月にはなんとPS4でもリリースされることが明らかになったのだ。確かにゲーム内容としてはコンシューマでプレイできても何一つ違和感などない(むしろそのほうが自然だ)し、おそらくこれにより日頃コンシューマゲームをメインにプレイしているユーザーからも一層認知されることとなっただろう。

そして迎えた9月、東京ゲームショウ2019でプレイアブル出展されるということで、この機会を逃すわけにはいかないと早速ビジネスデイ初日に幕張メッセへ向かった。ブースに到着し待つことおよそ1時間半、ようやく順番が回ってきた。本当にただのBotWのパクリなのか、それとも全く違うゲームなのか、自分でプレイして確かめるほかあるまい。

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試遊時間は12分、割と長めに用意してもらえたと思っていたのだが、これは間違いだった。目の前に広がるオープンワールドを自由に探索していたら、12分なんて本当に一瞬でしかなかったのだ。いかにも何かありそうな場所があったら行きたくなるのがゲーマーの性だし、あたりを見渡せば「あそこにも何かありそう」となって好奇心をかきたてられてしまう。

では試遊を踏まえたうえで、肝心の「原神はBotWのパクリか?」についての私の見解だが……申し訳ない、今の段階では答えられないというのが正直なところだ。

なぜか。確かに広大なフィールドを様々な手段を駆使して探索し世界を解き明かしていく感はBotWに通じるものがあるし、アートも似ていると言わざるを得ない。だがアクションというか戦闘部分に目を向けると、『崩壊3rd』で培われたスマホアクションゲームに似た姿が見てとれる。複数のキャラを切り替えつつスキルを使って戦う様はまさにおなじみのスマホアクションゲームのそれで、少なくともこの点において「これはBotWでしょ」とはならなかったからだ。

はっきりと答えを出すためには、これはもう正式リリースされたものを腰を据えてじっくりとプレイするしかない。12分というわずかな試遊時間で答えを出そうとすることがおこがましかったのだ。だがそもそもパクリか否かを判断するためにゲームをプレイするというのも本来あるべき遊び方や楽しみ方ではないと思うし、スマホでもこれだけのスケールのゲームがプレイできることを喜びつつ、今度こそ原神の世界に時間を忘れて思いっきり浸ってみたいという気持ちのほうが圧倒的に強い。

1つ言えるとすれば、正式リリースされる時点での原神はBotWのパクリという評価から脱却した状態である可能性は大いにある、ということだ。実は昨年6月のCβT後に制作陣からのメッセージが届けられたのだが、その内容として「BotWを含む複数のオープンワールドのゲーム(Falloutシリーズやアサシン クリードシリーズ)をプレイしたこと」「BotWやGTAシリーズから学びがあったこと」や「原神はオンラインゲームではあるが、MMORPGではなく、PvPやPKは志向していないこと」などが綴られていたのだ。おそらく基本無料のゲームになるだろうし、そこにオンライン要素も加わればBotWとはプレイフィールが違うゲームになることも想像に難くない。だから私は原神が新たな冒険の舞台へと導いてくれると信じてリリースの時を待ちたいのだ。

 

期待を抱かせてくれるタイトルはまだまだある。次に紹介したいのは『ラクガキ キングダム』だ。特徴は何といっても自分の描いた絵がそのまま立体化し動き出す「ラクガキシステム」だ。もうこの説明だけでもワクワクしてしまう。もちろんこのようなシステムを搭載したスマホゲームは今まで1つとしてなかったはずだ。

自分が描いた絵をキャラとして育成し物語を進める育成RPGになるとのことで、キャラがゲーム側から与えられるのではなく自ら生み出した存在であるため、愛着のわき方が他のゲームとは異質なものになるのではないかと期待している。

また昨今のスマホゲームではSNS(主にTwitter)での盛り上がりというのも重要な要素だが、本作の場合は自分が描いた絵を投稿すると、それに対するリアクションがあるという想定が具体的にイメージできるのもいい。絵心のある人、例えば専業のイラストレーターが「某作品の○○描きました!」というのも話題のきっかけになるだろう。

惜しむらくは私自身に絵心が全くないということだ。しかし絵に自信がない方も安心してほしい。作成したキャラは「ラクガキガレージ」というところに投稿でき、そこから他のプレイヤーが描いたキャラを無料でダウンロードできるようになっているのだ!ただ、どうしても自分が描いたキャラを育てたいという人もいるだろう。うまい絵が描けなくても、不格好なキャラでも愛情を注いで育てればきっとカッコかわいいキャラにも負けないくらい輝いてくれる…はず!本作が気になった方は、リリースまでの期間で絵を描く練習をするのもいいかもしれない…?

 

上述の2作品とは異なり、1人でコツコツとプレイしたいという方には『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』を紹介したい。The Game Awards 2018において複数部門でノミネートされた『OCTOPATH TRAVELER』において8人の主人公が旅をしたオルステラ大陸の数年前が舞台となったシリーズ最新作で、今作もシングルプレイ用のRPGとなっている。

特徴であるHD-2Dのグラフィックは今作でも健在で、バトルもブレイクやブーストなど前作と同じようなシステムのもと繰り広げられるようだ。

私が気になっているのはフィールドコマンドの部分。前作ではNPCが持つアイテムを盗んだりすることで序盤にもかかわらず強力な武器を手に入れて戦うことができるなどハチャメチャな遊び方も可能で、この要素も前作を特徴づける1つだった。だが今作は基本無料+アイテム課金方式、さすがにこれをやるのはバランス調整の観点で難しいのでは…と思っているのだが、公式サイトでは聞き出す、ねだる、雇うなどのコマンドがあることが確認できる。ねだる…ということは、武器などゲームバランスに大きな影響を及ぼしかねないものは難しいとしても、ゲームへの影響軽微なアイテムを譲ってもらったりは可能なのだろうか。

もともとは2019年内のリリースを予定していたが、ストーリーの追加をメインに運営していく方針のため、そのストーリーを質量ともに安定して供給するために当初のスケジュールから遅らせてのスタートとなるようだ。ということはリリース後も十分なストーリーボリュームがあるということだろうから、骨太なRPGとして我々の前に姿を見せてくれることを期待したい。

 

様々な要因によるスケジュールの遅延など開発の難しさを感じさせる期待作と言えば忘れてはならないタイトルがある。そう、『ウマ娘 プリティーダービー』だ。プレイヤーはトレーナーとなり、歴代の名馬の名を冠する「ウマ娘」を育成してレースでの勝利を目指す。レースに勝利したウマ娘はその後のウイニングライブでセンターポジションに立ってパフォーマンスを披露してくれる。

最初にトレーラーを見た時、ウマ娘たちが走る姿のシュールさに思わずよくない意味で笑ってしまったのを覚えている。事前登録が始まったのは2018年の3月だが、それ以前から各種メディアミックスなど多角的な展開を行っており相当に気合の入ったプロジェクトであると感じられた。

そして2018年4月にはTVアニメが放送された。意外にも熱いスポ根もの(私見)として描かれ、中には「あの日誰もが見たいと願ったはずだが、誰も見ることができなかった瞬間」も丁寧に表現されていて、放送が終わる頃にはウマ娘たちが走る姿をあざ笑って見ていた過去の私はもう跡形もなく消え去り、気づけばすっかり作品のファンになっていた。

そしてアニメ放送が終わり、いよいよゲームも「出走」か!と思われたが、ここから度重なるリリース延期やコンテンツプロデューサーの退任など紆余曲折を経て今に至る。しばらく音沙汰がない時期があったりして、開発が頓挫してしまってもうゲームはリリースされないのではないかと不安になった方もいたかもしれない。

だが、ウマ娘たちは我々の見えないところで懸命に走り続けていた。昨年末に久方ぶりに開発状況が伝えられ、2020年の配信を目指していると明かされた。我々にできることは進捗を見守ることだけだが、いつかそう遠くない未来で自らが育て上げたウマ娘がレースやライブで輝く姿を「見守る」ことができる日が来ることを願っている。

 

以上の4作品が私が今年特に注目、期待しているルーキーたちだ。他にもリリースを控えるタイトルは非常に多く、それゆえに扱いきれなかったり存在を失念してしまっていたりもする。あるいは突如として嵐のようにやって来るキラータイトルが現れるかもしれない。多くのタイトルが新しい魅力でプレイヤーを楽しませてくれることを期待しつつ、私も更なる進化を遂げたスマホゲームを「喜」の向くままに探していきたい。

 

関連リンク

原神 公式サイト

ラクガキ キングダム 公式サイト

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者 公式サイト

ウマ娘 プリティーダービー 公式サイト

【雑記】2020年、日本と中国のスマホゲームに期待すること【前編】

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。新年快乐!

今回はタイトルレビューではなく、日中両国の今年のスマホゲームに関する展望というか期待というか、そういったことを記したいなと。まずは前編として、昨年はどんな新作が登場したのかを簡単に振り返りたい。

日本も中国も多くの新作がリリースされたが、その中で脚光を浴びるものがある一方、残念ながら日の目を見ずにひっそりと消えていくタイトルも少なくない。全てを挙げるのはキリがないので代表的なものに触れることにしよう。

 

日本については、当ブログよりも詳しく振り返っているメディアがある気がする(むしろあってほしい…!)のであっさり目に。1番のトピックはドラゴンクエストウォーク』だ。もちろんビジネス的にも。この規模のヒット作が出てきたのは久々な感じがする。

その他、注目を集めたのはマリオカート ツアー』をはじめやはりIPタイトルが多かった気がしているが、他方突如出現した『ワールドフリッパー』や当ブログでも取り扱った『アーチャー伝説』『Epic Seven』はNonIPタイトルとして健闘したと言えるのではないか。

 

では中国はというと、私もよく利用しているTapTapが「TapTap 年度游戏大赏(GAME AWARDS)」という賞を独自に設けており、複数の部門に分けられたノミネート作品群の中からその年を代表する作品を様々なゲームのプロデューサーや一般ユーザーの投票により決定し表彰しているのだが、2019年の結果がつい最近公布されたのだ。こちらを参考に昨年の中国やアジアのスマホゲームの動向を探ってみよう。

 

栄えある「最佳游戏(Best Game)」に選ばれたのは『明日方舟』だ。端的に言うなら、重めでかつ非常に丁寧に描かれた世界観設定のもとで繰り広げられるキャラゲー×タワーディフェンスという印象だ。ステージに配置するキャラには向きの概念があり、押し寄せる敵に対し適切なキャラを適切な位置に適切な向きで配置すると戦力としてより輝くことがタワーディフェンスの戦術性の部分を強めている。

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ついでに言うと、「最佳游戏」だけでなく「最具影响力国产游戏(Most Influential China-developed Game)」と「最受玩家喜爱游戏(Gamer's Choice)」の計3部門で大賞を受賞しており、一般ユーザーからも最も支持されるあたり、まごうことなき昨年の中国No.1スマホゲームと言えるだろう。そしてご存知の方も多いだろうが、本作は『アークナイツ』として2019年度中の日本版リリースが予定されている。満を持しての到来を期待せずにはいられない。

 

次に、「最佳玩法(Best Gameplay)」に選ばれたのは…日本でも話題となった『弓箭传说(アーチャー伝説)』だ。私もドハマリしてしまったので当ブログでもたまらず記事を書いたが、あの時私が感じた中毒性にどうやら海外のゲーマーたちもあてられてしまったのだろう。やっていることは極めてシンプルなはずなのに、いやシンプルだからこそいつまでもプレイできてしまうあの感覚はたまらない。アジア圏では幅広くプレイされており、中でも韓国では特に賑わっているようだ。

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そして「最佳独立游戏(Best Indie Game)」に輝いたのは…AppleのBest of 2019にも選ばれた『光·遇(Sky 星を紡ぐ子どもたち)』だ。こちらも当ブログで取り上げたが、本作はスマホゲームとしてみれば明らかに異質というか、他のスマホゲームでは得られないゲーム体験ができるという点にとてつもなく大きな価値がある。今回の受賞は私としても納得だし、とても喜ばしい。

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最後に、「最受玩家期待游戏(Most Anticipated Game)」に選出されたのは…『英雄联盟手游』だ。世界中でプレイされているMOBA『League of Legends(以下:LoL)』のスマホ版に当たる。記憶に新しいところで言えば、「LoL World Championship」において中国代表チームがここ2年優勝を果たしているし、今年の決勝戦開催地は上海……なるほど、中国でLoLが盛り上がりを見せる理由としては十分だ。MOBAジャンルでは『王者栄耀』も長らく中国スマホゲーム界の頂点に君臨しているし、スマホ版が受け入れられる土壌は整っている。

 

では私個人にとって印象的だった作品はどれかというと、実はTapTapの表彰タイトルと結構被っている。「ベスト」という言葉を「最も心が震えた(いい意味で鳥肌が立った)」と置き換えればやはり『Sky 星を紡ぐ子どもたち』になるし、スマホゲームらしく「最も日常的に繰り返して遊びたくなる」と置き換えれば『アーチャー伝説』か『王牌战士』か、という選択になる。また、個人的におよそ3年追いかけた『Epic Seven』が無事日本で羽ばたいてくれたことも感慨深い。

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以上が昨年の簡単な振り返りとなる。もちろんここで名前を挙げなかった中にも爪痕を残したタイトルはあり、踊り場と称されるスマホゲーム市場でもブレイクスルーにならんとする作品の芽は出ている。後編では今年リリースを控える中で個人的に期待しているタイトルなどについて言及するつもりだ。

 

関連サイト

2019 TapTap 年度游戏大赏

アークナイツ 公式サイト

Sky 星を紡ぐ子どもたち 公式Twitter