喜の向くままスマホゲームブログ

当ブログは東アジアのスマホゲームについて「喜の向くまま」に書いていくものです。中国関連の話題が多めになると思います。

『少女前線(ドールズフロントライン)』に新展開。ナンバリングを含む複数タイトルが発表

『少女前線(Girls Frontline)』といえば、中国産の美少女ゲームの代表的な存在の1つであり、日本でも『ドールズフロントライン』(以下、ドルフロ)の名称で親しまれている。

そんなドルフロにどうやら新たな動きがあるようだ。パブリッシャーを務めるSUNBORNがドルフロのナンバリングやスピンオフによる新タイトルを発表したのだ。まだ公開されている情報量も多くはないのだが、ひとまず1つずつ確認してみることにしよう。

少前2:追放

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「2」とナンバリングされていることからも分かるように、こちらが正統な後継作というか続編にあたるようだ。公開されたトレーラーを見てみると、これまでのLive2DやSDではなく、ハイクオリティな3Dグラフィックで製作された戦術人形たちが躍動している姿が目を惹きつける。

注目のゲーム内容はというと、公式のプロダクト紹介サイトによると「二次元3D策略战棋手游」となっている。ストラテジーやチェスのような要素が加わってくるのだろうか。個人の勝手なイメージとしては『アークナイツ』のようにマス目上に区切られたマップで戦術人形を配置・移動させて戦うとか…銃のタイプにより動かし方や役割が異なるとか…まぁ妄想の域を出ないがそういったものを想像している。続報に期待だ。

 

②少前:谲境

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こちらはドルフロと同一の世界観の下で展開されるスピンオフ作品で、ドルフロに登場する戦術人形の1体「HK416」に焦点を当てたもののようだ。

ジャンルは「2D像素动作解密RPG游戏」とされている。ドット絵で描かれるアクション×謎解き×RPG…うむ、なかなかに想像しがたい…。

 

③少前:云图计划

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こちらについては特に情報が少なくどう紹介したものかと悩んだのだが…ひとまずジャンルは「二次元3D策略Roguelike手游」とされている。

ローグライクではあるものの、どうやら様々な特徴や成長要素を持った複数の次世代人形たちが登場すること、戦闘においても移り変わる状況の中でリスクを冒すか慎重を期すかといった判断をして複数の解法から1つを見つけ出すこと、そして冒険で手に入れた材料をもとに建物を建設・アップグレードして次の冒険の前にリソースやボーナスを獲得するといった仕組みがあることなどの説明がなされている。

 

④逆向坍塌:面包房行动

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こちらはドルフロの冠こそついていないが、ドルフロから30年後の世界が物語の舞台となるシミュレーションRPGである。以前からタイトルの発表はされていたが、今回続報が追加された形だ。

トレーラーを見ると、ドルフロでおなじみのSDキャラが戦闘を行っているシーンも登場する。おそらく今回発表された4作品の中で現在のドルフロに最もよく似ているのがこちらではないだろうか。

開発を担当するMICAteam云母组はドルフロの開発も担当しているのだが、実はドルフロよりも前に『面包房少女』という中国産美少女ゲームの先駆けともいえる同人作品を作り出しており、そちらを前身に持つのが今作のようだ。

 

以上が今回紹介された4タイトルだ。個人的にはやはりナンバリングシリーズである『少前2:追放』が最も気になるところではあるが、他の3作品もなかなかに個性的な気がする。いずれにせよまだまだ今後も情報が追加されていくであろうからそちらも逃さずチェックしておきたいところだ。

 

関連サイト:公式プロダクト紹介サイト