喜の向くままスマホゲームブログ

当ブログは東アジアのスマホゲームについて「喜の向くまま」に書いていくものです。中国関連の話題が多めになると思います。

【新作紹介】テンセント、期待の超大作MMORPG『ノアズハート(诺亚之心)』の情報を公開。

テンセントは6月27日「2020腾讯游戏年度发布会」を開催し、多くの新作について発表がなされた。その中で、以前から『代号:N』として存在が発表されていたタイトルの正式名称が『ノアズハート(诺亚之心)』であると明かされ、追加情報等も公開された。

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こちらのタイトルがかつてない壮大なスケール感を伴ったものに仕上がっているのではないかと思い、興奮冷めやらぬうちに現時点での情報をまとめておく。

 

本作は祖龙娱乐(ARCHOSAUR GAMES)が開発し、テンセントがパブリッシングを務めるオープンワールドMMORPGだ。この2社のタッグと言えば、日本でも展開されている『コード:ドラゴンブラッド(龙族幻想)』と全く同じ組み合わせであり、本作も同様に非常に高い技術力によって制作されていることが期待できる。

ノア大陸を舞台に、シームレスな球状のマップの下で探索を中心とした星を巡る冒険を繰り広げることがプレイヤーのミッションになりそうだが、本作では1つ特徴的な試みに挑んでいるようだ。それが「職業制の廃止」である。

一般にMMORPGでは近接職・魔法職・回復職等様々な職業(クラス)が用意されており、プレイヤーはその中からなりたいものを1つ選んで遊び、また複数の職業で構成されるパーティを組んで共通の目的のために戦う等、今も昔も変わらない「MMOの遊び方」として職業制は採用されてきた。それを打破し、新しい自由な遊び方を提示したいというのだから注目せざるを得ない。

 

現在公式サイトではPVが視聴できるのだが、驚くべきことにというべきか、ナレーションが中国語だけでなくなんと日本語版のものまで用意されている。勝手な推測だが、『コード:ドラゴンブラッド』同様に日本でのサービス展開も視野に入れているのだろう。というか日本展開もしてくれ…!

それを見ると、UE4によって制作された、スマホゲームとは到底思えないレベルのハイクオリティなグラフィックが確認できる。まさしくAAAクラスのタイトルがさも当然かのようにスマホで動いているようなものだ。

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これ全て、ゲーム内映像実録の模様

近頃はスマホでありながらオープンワールドを謳うタイトルが続々と発表されている。おそらく2021年はそれらのリリースが相次ぐだろうから「スマホオープンワールド元年」になるのではないかと思うのだが、その中でも特に注目すべきタイトルとしてこの『ノアズハート(诺亚之心)』は覚えておきたい作品だ。